こんにちは共月堂です。
 今日は雨が激しくお出かけには向かない天気になってしまいましたね。人の体の6割近くが水で出来ている事も有り、体は意外と気候の影響を強く受けます。今日のような日に頭が重い、ダルいといった症状が出るのも気候の影響です。ドイツでは急激に気圧が下がる時は注意報が出るそうです。日本の天気予報でも、そういう心遣いがされると嬉しいですね。
 

 今日は「バネ式接触針」を紹介したいと思います。なんとなくピストルの弾を思わせる形状ですね。この接触針は先の部分がバネで支えられており、先が出たり入ったりします。

 これが

 このようになります。
 このバネ式接触針はバネで刺激が一定量を超えないようになっているため、使い勝手がよく重宝しています。加減が簡単と言う事も有り、ツボ押しのような感覚で使用出来る事も有り、接触針に興味が有る方には一番のお勧めになっております。他にもバネの強弱が調節出来るタイプや、ストロークが長いものなど色々有ります。私が院で使っている物は短いタイプです。これを二つ持って使用しています。

 こんな風に持って、ガシャガシャとやります。
 今日のような日に出て来る頭重感には一番の接触針でしょう。東洋医学での見立てですと、今日のような湿度の高い日に頭が重くなるのは、体の中の余分な水(痰飲と呼びます)が経絡というルートを阻害して気血の巡りを悪くしているために不快感が発症していると見る事ができます。経絡を通し、痰飲が溜まる原因である臓腑の不調にアプローチするのが鍼灸治療となりますが、軽度な物であれば接触針をつかって経絡の状態改善でも充分に効果が出ます。その時に使うのがコチラの接触針ですね。
 リズムよく叩くように使うと、「すうっ」としますよ。