鍼灸師という資格は国家資格です。あまり知られていないのですが、きちんと国家によって認定された資格なのです。さらに言うと、鍼灸師というのは俗称でありまして、正式には「はり師」と「きゅう師」の資格を持った人の総称です。この「はり」「きゅう」と平仮名で明記するのがミソでして、法律で制定された資格名が平仮名なので、そう書きます。
 国家資格の資格者が行う医療行為ということで、鍼灸は「限定医行為」とされ、医行為の一部を限定的に開放して医者以外の人に行わせることを許可した資格という立ち位置になります。つまり決して医療類似行為では『無い』って事です。(というか、国家の認定した類似行為って無いでしょ)
 
 ということを時々はきちんと書いておかないとイカンナと思いまして、今日は唐突に書いてみました。これは自分への戒めでもあります。
 という難しい話も有る事は有るのですが、この季節は鍼灸師の国家試験が終わった一段落の季節だということで書いてみました。先日、恩師とも電話で話したのですが、わが母校は今年は全員合格しているらしいとの事。相変わらずの合格率で感嘆しました。
 
 と、昨日は友人とご飯を食べながら、そんなお話をした次第。