こんにちは共月堂です。
 だいぶ涼しくなって来たとはいえ、まだまだ外を歩くと汗が止まりませんね。
 私が鍼灸学校の学生の頃の話を少し。
 三年生の夏に、宿題として治療のフローチャートを作るというものに取り組んだ事が有ります。一人、二つの症例を選び、その機序と治療へのプロセスを表にしてまとめるという物でした。その時、私は汗、発汗異常が関わる症状の機序を症例の一つに選んでまとめました。
 汗をかくという一連は、単純に見えますが、調べて行くと実は自律神経の関わる複雑な機序を持っているということを勉強しました。暑い時、緊張した時、病気の時、と、原因は様々なのに、人は体表から汗を放出します。実に奥の深い現象だとおもいました。
 上手に汗をかくことは、健康を維持する重要なファクターです。これから気温は下がって行きますが、まだまだ湿度が高い日が続きそう。上手に汗をかいていきたいものです。