こんにちは中村鍼灸院院長です。
 今日はPCの調子がすこぶる悪くて、どうにも日記更新も四苦八苦です。写真もちょっと無理ですね。
 
http://www.acupuncturetoday.com/mpacms/at/article.php?id=32096
 ちょっと海外の記事を紹介。
 鍼灸の世界は歴史が深く、とくに中国の歴史には沢山の鍼灸をつかう医師が登場します。その中でも三国志に登場する華佗という人は特に有名です。英語で表記するとHua Tuoとなります。この華佗という人物の歴史における活躍は私ごときが語るのはおこがましいというものですので、鍼灸に関する部分だけ。
 華佗という医師は、麻沸散という(おそらくは麻酔薬)を発明し、外科手術を行ったという伝説があります。事の真偽はさておき、そう言われるほど当時としては突出した医師であったのは間違いないようです。また、古典などを読んでいくと、どうも華佗という人を神格化した医師集団のようなものが有ったようで、ひとつの流派を形成していた形跡があります。この人たちと華佗本人の関連性に関しては色々と疑問が残りますが。
 華佗というひとは鍼灸にも通じていたと知られ、色々と逸話が残っています。凄い人だったようです。
 今も経穴には華佗の名前を持つものがあります。それが華佗夾脊穴と呼ばれています。上の記事は、この華佗夾脊穴に関してのものです。
 三国志時代に活躍した人が見つけたとされる経穴が、今も世界中で研究されているのです。
 私は、そういう流れの一連が素晴らしいなと思うのです。