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こんにちは共月堂です。
今日からシルバーウィークというものが始まるのだそうですが、いま一つ、私の中ではシックリ来てません。たしか、邦画をみる週間を表す言葉ではなかったでしょうか?
共月堂は営業しておりますので、宜しくお願いいたします。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090910-00000010-rnijugo-ent
面白い記事を見つけたのでリンクしてみます。
私は施術の際に汗やお通じの具合を尋ねます。肩や腰の痛みで来院されている方にも尋ねるのですが、実は上記リンクの記事と関連が有る質問だったりします。そんなお話をすこしだけ。
意識して運動するという以外にも、人間は意識する事無く運動することが出来ます。それは時折、病的な意味を持ちますが、呼吸などの運動は別に意識しなくても継続できる運動です。このような意識せずに自動でコントロールされる運動は、おもに自律神経と呼ばれる神経によって支配されています。
自律神経は細部にわたって存在し、それは例えば血管の収縮などを行いますし、それは例えば汗の量をコントロールしますし、それは排尿をコントロールします。
肩の凝りや、腰の痛みなどの要因の一つとして血行不良が上げられます。これは物理的に血管に何かが詰まった状態や、外傷といった理由も存在しますが、一般的に知られている原因としては疲労や自律神経の不調といったことが原因になります。ひどいと、上記リンクのように「腰が抜けた」状態などを生み出したりするのですね。
自律神経という部分に着目してみますと、例えば肩が傷む原因が自律神経の不調による血管の収縮が血行不良をおこし、それによる代謝の低下などによる発痛物質の停滞が痛みを引き起こしていると仮定した時、この自律神経の不調は、肩という局所だけで起こる事は少ないとされます。それゆえに、汗やお通じの様子をお聞かせ願うのです。
鍼という手技は自律神経に対して、体性自律神経反射という経路を利用してダイレクトにアプローチが出来ます。
- 作者: A. Sato,Y. Sato,R.F. Schmidt,山口眞二郎
- 出版社/メーカー: シュプリンガー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2007/10/08
- メディア: 単行本
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